くるみの学校とは

プロフィール

理事・保育士 鈴木俊江

1961年 静岡県で生まれる

1980年 静岡県立磐田北高等学校保育科卒業

1982年 浜松短期大学幼児教育科卒業(幼稚園教諭免許取得)

幼い頃からの夢「保育園の先生になりたい。」をかなえる為に、磐田北高校保育科に入学、同校在学中に保育士国家試験を受験し、保育士免許を取得、短大卒業後、保育士として4年半勤め、第一子出産の為退職。

3人の子どもに恵まれ、子育てをしながら、義母、義祖母の介護、特養ホームにて調理担当など様々な経験をし、子育てが一段落した2003年保育士として復帰する。

仕事と家庭の両立、また地域活動(青少年指導員)等、忙しく過ごす中、様々なジレンマを抱え、自己嫌悪や自信喪失、自暴自棄に苦しみ、「うつ」となる。

「うつ」から抜け出したく、一人北海道に旅に出て、南富良野町北落合を知る。

大自然と穏やかな時の流れの中、自分を苦しめていたのは何者でもなく、自分であったこと、そしてもっと自分に優しく、自分を認めることが大切なのだと気づく。

私を救ってくれたこの北落合で、「気づき」の場としての「くるみの学校」のスタッフとして生きていくことを決意

スタッフ紹介写真

私の思い

どうにもならない自分、わけもなく悲しい、「どうせ・・・」という自暴自棄、「私なんか・・・」という自己嫌悪、自分を信じられないつらさ、自分を認められない苦しさ。それらは経験をした人でないと理解しづらいのかもしれません。

私は同じような苦しみを抱いている方に、そっと寄り添い、ともに揺れ、笑顔を取り戻して欲しいと思っています。

苦しみの渦中にいるときは、「なぜ?」「どうしようもない」「~なったらどうしよう」「あのとき~すれば」など、不安と後悔、そして迷いで頭の中がいっぱいです。

心も体もゆっくり休めて、頭の中をからっぽにし、リセットしなくては、前向きになって次へ進むことは困難なのでは・・・と思います。

心安らぐ景色と穏やかな時の流れの中、心も体もゆっくりと休め、大自然の出す不思議なパワーを感じ、受け取ってください。

不登校を克服した方が「私は回り道をしたけれど、その途中でたくさんのものを得られました。」とおしゃっていました。

私もたくさん回り道をしました。今でも道に迷ったり、寄り道したりの連続です。

辛く苦しいこともたくさんありますが、辛く苦しいことを「傷」として残すのではなく「経験」として前向きに生きていこうと思っています。

くるみの学校は回り道の途中で、安らげる場所、そして光差し込む温かい場所です。 寄り道して、休んでいってください。

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